ETH ZurichのMAS Urban Designで行っているエチオピアでのアーバンデザインプロジェクトがBirkhaeuserからとうとう出版されました!3年間のEthiopia Urban Design Studioの成果が詰まった、内容のある本に仕上がっています。
川岸が在籍していた1年目のスタジオからも川岸とMatthew Skjonsberg, Sebastián Alfaro Fuscaldoによるプロジェクト、”Parallel Urbanism”を含む2つのプロジェクトが掲載されています。エチオピアの急速に発展する都市において、多くの問題を抱えた状況をふまえてどのような都市が提案可能であるか、世界各国から集まったアーキテクト、アーバンデザイナーによる、たくさんのアイデアが詰まった読み物です。
これまで多かったリサーチ本ではなく、リサーチをもとにしたデザインを志向しているところがこのスタジオの特徴です。数年後にこれらのアイデアが実現されることがあれば、多くの建築家やアーバンデザイナーの注目を集めることになるでしょう。
それにしても、自分が関わったプロジェクトが出版されるというのは、本当に嬉しいものです。少しでも多くの人に興味を持ってもらえればと思います。
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