スイスに来てから1年と2ヶ月、かなり遅くなってしまったんですが、私がお世話になっているロータリークラブで初のドイツ語でのプレゼンテーションをやってきました。今回のテーマは”Die Integration der Tradition in den neuen Lifestyle”、「伝統と新しい生活様式の融合」とでも言いましょうか、日本の伝統的な建築をどう新しいデザインに活かすか、私がスイスに来る前からひそかに温めてきたテーマをまとめて発表してみました。事例として、地元金沢の町家保存活動、大学のときに関わっていた新潟・栃尾の雁木、そしてもうひとつは新潟の斑鳩建築の作品を紹介しながら、伝統と新しいデザインの融合の可能性について考察してみました。
ドイツ語のプレゼンテーションは2ヶ月ほど前からコツコツと準備してきたのでサラッといけたのですが、あとの質問攻めにはかなりグダグダになって、英語混じりのドイツ語になってしまいました。でもいいディスカッションもできたのでオッケーにしときます。
プレゼンテーションを前にお寿司もいくつか準備したのですが、発表中の15分間で跡形も無くなってましたね。寿司でスイス人の心をがっちりつかめるのは日本人の得ですよね。
ずっとプレッシャーだったのでようやく肩の荷が下りた感じです。仕事もハリキッていきます。