Learning From ADDIS


最終プレゼンが終わってからはや2ヶ月。旅行に行ったり、イベントに行ったり、バタバタしながらも、今学期のアディスアベバのプロジェクトが1冊の本として仕上がりました。その名も「Learning From ADDIS」。最初は100ページ前後で計画していたものの、やはり自分たちのプロジェクトの意味を伝えるには足りなかったようで、なんと300ページものボリュームになってしまいました(さすがに少し多すぎる気もしますが)。
ちなみに、完成して披露された後に、すぐにアシスタントからチェックが入り、いまだに作業をしているというのが本当のところなのですが。ただ、本をつくるプロセスの中で、自分たちが伝えたいことを再確認できたことは大きな収穫だったし、性格も価値観もバラバラな14人の成果をひとつのモノとしてまとめられたことはむしろ驚きです。

そして、これがアディスアベバでのプロセスをまとめたショートフィルムです。さすがにプロに手伝ってもらっただけあって、いい仕上がりになってました。メンバーの困惑した表情や、現地の人々の表情がしっかりと映し出されてます。自分のインタビューの部分もあるんですが、やっぱ、自分の英語って微妙だな。。。
これでETHのMASも終わり、メンバーもそれぞれの道へ旅立っていきました。
いろんな理由で僕だけあと1年残ることになるのですが、
やっぱり1年一緒に過ごしたメンバーと別れるのは寂しいものです。
僕も来週からチューリッヒの設計事務所でインターンです。
たくさん吸収したいと思います。

ロンドンでの再会


(AA PROJECTS REVIEW 2007)

(ZAHA HADID ARCHITECTURE AND DESIGN)


(Lords Media Centre, Future Systems)

(Waterloo)
 1週間ほどロンドンに行っていました。新潟で同じ研究室の先輩だったタケルさんとタケさんに会うことができました。タケルさんはロッテルダムのベルラーへで2年、ロンドンのfoaで1年、もう新潟を離れてから3年になる。タケさんはロンドンのUELで2年。2人とも新潟の時からとても個性の強い先輩に映っていたけれど、この数年の間に建築に対する考え方にそれぞれの環境の影響が感じられるようになっていた。
 日本にいた時は、数多いる建築家の中でどうやって自分のキャラクターを示すことができるのか全くわからなかったけれど、2人はすでに日本にはないタイプのデザイン論を身につけているように感じた。やはり留学は目的ではなく、自分のデザインを手に入れるための一つの手段であることを再確認した。僕がスイスに留学することを決めた時は「どんなデザインを身につけたいか」というイメージはそれほど明確ではなかったけれど、幸いなことにスイスにはかなり色の濃いスイスのスタイルがあって、それに染まってみることが自分の独自のスタイルにつながるのではないかと考えられるようになった。
 海外のデザインに染まるのか、それとも反発するのか、それはわからないけど、日本に帰った時に個性として発揮できるまでになっていればおもしろそうだ。2人の先輩の存在は自分のスイスでの経験を肯定してくれているように思えた。
 それにしても、新潟ではそれほど海外とつながるチャンスがなかったのにも関わらず、こうやって身近な先輩たちが自分の一歩前を歩いてくれているというのは、自分の刺激になるし、目の前の目標にもなっている。こういう環境が自分の周りにあることを感謝せずにはいられません。自分も生意気な後輩として、2人に迫る勢いを見せたいものです。
 ロンドンでの1週間はとてもいい経験になりました。お忙しいところ時間をつくってくれたタケルさん、ずっと一緒に行動してくれたタケさん、ありがとうございました。