Rotary Culb Zurich


 今日は地元ZuerichのRotary Clubに行ってきました。なぜなら、私はロータリー財団国際親善奨学生としてこちらに来ているからなんです。ロータリークラブのネットワークは世界中に広がっていて、ここチューリッヒにも8つくらいのロータリークラブがあるそうです。(ちなみに、先日旅行したSchaffhausenにも2つあるそうです。)ロータリー財団から奨学金をいただく代わりに、国際親善に貢献するというのが、オレに与えられたもうひとつの目的というわけです。日本では地元のクラブの定例会に何度か参加させてもらっていましたが、こちらではもちろん初めて。自己紹介してくれと言われたので、ドイツ語でプレゼンテーションを考えて行きました。
 日本ではロータリークラブというと年配の方々が多い印象がありましたが、このクラブは40歳くらいの若い人たちが多くて、今日の参加者は僕も含めて12名。自己紹介もとてもやりやすい雰囲気だったので、5分間くらいでしょうか、Google Earthと、みらい&橋立の家の画像を駆使して、自分のやってきたこと、こちらで勉強したいことなどを聞いてもらいました。まあ、もちろん散々なドイツ語だったんですが、つかみとしてはオッケーだったと思います。建築やってる人を紹介してくれるだとか、いろいろ情報も教えてもらえました。
 こちらでの生活をサポートしてもらっているDietl氏ともコミュニケーションがとれるようになってきて、今日は「ロータリーアクト(若手がやっている活動)に参加しないか?」って言っていただきました。ようやく少し慣れてきた感じがありますね。住むところもロータリークラブ所有の学生寮なので、ホントにお世話になっております。こういうロータリークラブのネットワークを活用しながら、自分の勉強のほうも充実させていきたいところですね。
 ちなみに、今日交通機関の1年パスを購入しました。約5万円でチューリッヒの中心市街地の乗り物が乗り放題です。1日券が800円弱くらいなので、かなりのお得です。「オレ、ここに住むんだね」って感じてしまいました。。。

Schaffausen


(写真:チューリッヒ市内を流れるリマト川)
 チューリッヒに到着してまだ3日目なんですが、新潟大学のドイツ語サークルだったフィリップ&ハジメがチューリッヒに来るということで、早速観光にでかけてみました。実はこれに合わせて航空券をとったという事実もあったりします・・・。まずはチューリッヒ市街をブラブラと歩いてみたんですが、なんだろう、街の雰囲気がいいんですよね。決して建物が古いっていうわけじゃないけど、それぞれの建物にエネルギーを感じるし、街並みとしても考慮されている気がします。このあたり、住んでる間にもう少し調べてみたいと思ってます。

(写真 左:Schaffhausenの街並み、右:フィリップの家族のみなさん)
 さて、その後フィリップの実家のあるSchaffhausen(シャファウゼン)という、ドイツとの国境近くの街に行きました。これまたいい風景が広がってるんですねー。そしてフィリップの家族のみなさんもとても温かくて、手料理もごちそうになりました。まだドイツ語をまともに話せない僕にも優しくしてくれて、次来るときは絶対ドイツ語で会話しようと誓ったのでした。

(写真 左&右:Rheinfall)
 で、フィリップのお父さんに連れて行ってもらったのがRheinfall(ラインファル)、つまりライン川の滝です。これがすんごい迫力で、毎秒300立米の水が勢いよく流れていくんですよ。これは日本じゃ見られないだろうなーって思います。船に乗って滝壺の近くまで行ってきましたが、「ここに飛び込んだら確実に死ねるな。」と思わせるド迫力でした。ちなみに、滝の水しぶきで綺麗な虹が見えたわけですが、虹はドイツ語でRegenbogen(レーゲンボーゲン)らしいです。勉強になります。
 というわけで、つかの間の休日でしたー。明日から大学に行って、先輩のお手伝いしようかと思っております。携帯電話も契約したいっすねー。

行ってきます!


(写真:ETHZのキャンパス)
というか、無事スイス・チューリッヒに到着しました。
昨日の夕方到着して、お世話になる顧問ロータリアンの方とお会いし、学生寮の方へ送ってもらいました。その日はとりあえず寝ようと決めていたので、久々に10時間ほど睡眠をとりました(気持ちよかったー)。
今日は朝から滞在許可を申請して、銀行口座を開設して、現在は大学で学籍登録をするところです。
出発前日は東京で新潟大学時代の同級生たちから激励してもらいました。それ以外にも、親しい友人、新潟大学意匠研の皆さん、石川高専の皆さん、親戚の皆さん・・・、ホントに、多くの方から激励してもらって勇気が出ました。正直なところ、時々「なんで自分は海外留学の道を選んだんだろう?」って疑問がわいてくることもあるんですが、こっちでの勉強を終えた時には、その答えが見つかっているように精進したいと思います。