友人から誘ってもらい、金曜夕方発&日曜夕方着でハンガリーのブダペストへ。正直なところ、東欧の国は少し貧しい国というイメージがあったのですが、行ってみるとちょっと新しい開発が見えないかな、というくらいで、むしろチューリッヒより断然都会でした。到着後は日本食料理屋でまぐろのたたきとラーメンをいただく。
イムレ・マコヴェツ設計のフォルコシュレイトの斎場を見に行くも、休日で残念ながら入れず。平日は普通に空いているそうです。写真はその近くにあった教会。コンクリートブロックを積んでつくられた印象的な外観と、内部のステンドグラスには雰囲気がありました。質素でもいい空間というのはあるところにはあるものです。
シュテインドル・イムレ設計の国会議事堂の中央のクーポラ部分。金を散りばめた豪華なつくりになっています。説明を聞いていて耳を疑いましたが、内部の天井は27m、外部の頂点は96m、ということはその間に69mの空間があることになります。メンテナンスのために使っているそうですが、真相はいかに。。。
応用工芸博物館。ハンガリー分離派建築家を代表するレヒネル・エデンの設計。ウィーンにあるワグナーの郵便貯金局に印象が似ていると思ったら、構造の専門家から、構造的にはぜんぜん違うと言われてしまいました。ワグナーのほうはガラスの天井は上から吊られているのだそうな。比べてみると確かに軽さが違いますね。
ユダヤ教の会堂であるシナゴーグへ。エルサレム、ニューヨークに次いで3番目に大きいシナゴーグらしい。内部は鉄骨造らしく、柱が細い。キリスト教の大聖堂は重厚な印象を受けるのだが、こちらは薄くて軽い印象。こういうのもありだと思う。
もちろん、名物のTokajiワインと温泉もいただきました。せっかくスイスにいるので、また週末小旅行に行ってみたいと思ってます。
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