ルツェルンからベルンへ。日本から来ているカワモト君とヒラカワ君に出会う。卒業研究でスイスで有名な建築家グループであるAtelier5を研究していると聞いて、即、予定変更。同行させてもらう事にしました。なんて言ったって、Atelier5の事務所や彼らの作品、主に集合住宅を突撃訪問しているというのですから。
ベルン近郊のケラー邸、Siedlung Riedともう一つの作品を訪問。彼らの住宅作品は、住宅内のパブリックスペースとプライベートスペースを傾斜とレベル差を利用してうまく配置している。通路の空間とプライベートな領域が立体交差しているのがとてもおもしろい。
建物の外観は面がランダムに配置されている。これも外部空間をプライベートな空間として取り入れた結果だと思う。集合住宅内のパブリックスペースに対しては比較的オープンな計画になっている。ただレベル差と開口部の開け方によって内部の露出を防いでいる。
住民の方にお願いして内部の見学もさせてもらう。キッチンをエントランス脇に配置していたのが印象的。リビングは少し奥まった中庭に面している。こういう領域の作り方もおもしろい。日本の町家に近い考え方をみることができた。
もう少しAtelier 5を調べてみようと思ってるところです。
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