LeuvenからKoelnへ。ケルン大聖堂(Dom St. Peter und Maria)は駅のすぐ前。この世界最大級を誇る教会の迫力はすごい。
昨年のBregenzでのPeter Zumthorの展覧会以来見たいと思っていたKolumba: Kunstmuseum
des Erzbistums Kölnへ。設計コンペでPeter Zumthorが選ばれた。St. Kolumba教会の遺跡の上にそのまま新しい構造体をのせている。
ファサードの特徴的な窓。窓枠が外壁に張り出すように作られている。
遺跡部分。ブロックのスリットから自然光を採り入れていて、天井につくられる光の模様が美しい。きっと人工照明を消したらもっと綺麗だろう。
内部の開口部。窓のフレームごと外側から取り付けられているので、内部からは枠が見えない。石積みのような重量間のある表現と対応する開口部のデザインと言えるだろう。
資料等が置かれた中央の一室以外は基本的にコンクリートの仕上げ。磨き方で質感の違いを出している。
外から見て、上部の張り出していない開口部は天井の高い展示室にやわらかい光を入れるための開口部。作り方の違いと役割の違いが対応している。
中庭もとても気持ちのいい空間。落ち葉がよく映えます。枯山水の日本庭園を思わせるような、一面の砂利、地面の隆起と樹木や石の配置も綺麗でした。
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