ヴェネチアから鉄道とバスで7時間ほど移動し、スイスのイタリア寄りにあるクール(Chur)に行って来ました。実は1週間ほど前にETHであったオープニングパーティーで、Chur Institute of Architecture で勉強しているトオル君の作品が展示されていて、いろいろ話を聞かせてもらったのです。それで早速、彼を訪ねてクールに行って来たというわけです。
クールに到着したのが午後10時。そこからクールのクラブに連れて行ってもらいましたー。いやー、久しぶりに楽しかったね。(詳しい事は書けませんが。)帰ったのが午前2時で、それからトオル君と少し話をしてました。彼の大学はまだ新しいらしいのですが、スイスで活躍する建築家も教えに来ていて、オランダのBerlage Instituteに向かおうとしてるような印象だったかな。知人の紹介で飛び込んで来たらしいです。予想どおりのおもしろい人物です。
さて、次の日は寝不足でしたがValsへ。5月に行ったときは閉館期間だったPeter Zumthor 設計のTherme Valsにリベンジして来ました。よく調べてなかったんですが、要予約で入館料が約3000円でした。高い!けどそれだけ払って体験する価値は十分にあります!内部は地元でとれる石を使っていて、すっごくきれいです。そして、水着で温泉に入っているその光景がすごく新鮮に映ったんですよ。日本で言う「スーパー銭湯」を温水プールにして、もっと複雑に空間を組み合わせて、かつ洗練されている感じ。光の採り方、大小の空間の組み合わせ方も絶妙ですね。あと、もう一つわかったこと。「スイス人は42度のお風呂が苦手。」大体は35度前後に設定されているんですが、一つだけ42度のお湯があるんです。オレにとっては一番気持ちいいお風呂だったんですが、他のみなさんは熱そうな顔をしながら入ってましたね。もちろん男女一緒なのでいつもどおりラブラブなカップルも多かったです。これも文化の違いってやつでしょうか。。。
夕方Churに戻ってChur Instituteへ。デッサウのバウハウスから半年間来ている2人の日本人からも今やっている課題などを聞かせてもらいました。ETHと違ってこちらはスケールは小さいのですが、今にも実現しそうなプロジェクトをやっています。というか、施主と話しながらやってるらしいです。トオル君も建築家と一緒に実施コンペやってたし、なかなかアクティブに勉強できる場所だと思いました。
この投稿へのコメントの RSS フィード。 / TrackBack URI