Churから鉄道で約1時間半、標高1500mのところにあるリゾート地、ダヴォス(Davos)へ。ここにも今年の3月に新潟でお会いした高橋さんを訪ねてやってきました。高橋さんはスイスに15年くらい住んでいて、Davos、St. Moritzなどのアルプス観光を中心に日本人観光客のガイドをしています。冬はスキーをしにくる観光客のガイドをしているらしいです。
ということで、Davos周辺を案内していただきました。Davosはスイスの山間部にはめずらしく、フラットルーフの集合住宅が目立ちます。もともとサナトリウムが多かった町だったので、テラスが作れるようにフラットルーフが多くなったようで、今もそれをホテルなどに改修して使っているらしいです。写真はGigon und Guyer設計のKirchner Museumです。またもや10月から閉館で中には入れなかったのですが、なかなかきれいです。石と木の壁が印象的な町の中にこういう建物が挿入されるとやはり新鮮に見えますよね。
ダヴォスから車で1時間。イタリアとの国境近くにあるミュスタイアへ。聖ヨハネ.バプティスト修道院には有名なフレスコ画が描かれていて、世界遺産に登録されています。周辺の家も外壁に絵が描かれていてとても興味深いです。ホントに谷間の村なのに、1000年ほど前のこういう文化が残っているのがすばらしいです。
南側の国境近くのStamperという村で、スイスを代表する芸術家、アルベルト・ジャコメッティのアトリエを見て来ました。とはいえ外観だけですが、日本で言うログハウスみたいです。この辺りには多くこのような作り方が見られます。ちょっと先にジャコメッティの作品を展示した美術館があったのですが、これも時間の関係で次ぎに持ち越しとなりました。
高橋さんには車でいろいろ連れて行ってもらった上に、カレーライス&とんこつラーメンも食べさせてもらいました。すごく懐かしい味でしたねー。ホントにいろいろありがとうございました!
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